今月は、先月の【お肌のしくみ基本編】に続いて、【お肌の悩みとセラミドの関係】です。
今回もお話しを伺ったのは、機能性食品や化粧品素材の製造を手掛けるだけでなく、バイオテクノロジー分野の研究開発等もされている株式会社ジェヌインR&Dの開(ひらき)研究開発部長です。
前回までのお話し
お肌には、一番外側に角質という組織があり、角質細胞が幾層にも重なってできていること。
そして、角質細胞同士を繋ぎ止めている、接着剤の様な役割をしているのが、細胞間脂質といわれる油で、その主成分がセラミド、ということをお話し頂きました。
お肌の悩みとセラミドの関係
角質はお肌の一番外側、見えている部分です。
お肌のボロボロ、カサカサ、小じわや、逆にツルツル、艶やかさ、しっとり感を感じるのは一番外側ですよね。
セラミドはお肌の美しさには絶対的に大切な成分なのです。
しかし残念ながら、このセラミドも他の多くの美容成分と同じで、年齢と共に減っていってしまいます。
自分で作るのが難しくなるのです。
若い時になかったお悩みが年齢と共に出てくるのもその為で、そのお悩みの部分にはセラミドが必要ということなんです。
でも、セラミドであれば何でもよいという訳ではありません。
セラミドにも色々な種類があって、私達の角質層にあるセラミドは「ヒト型セラミド」というものです。
年齢と共に減ってしまったセラミドを補う為にも、美しさや若々しさを保つ為にも、せっかくご使用になるのであれば、「ヒト型セラミド」配合の化粧品がおススメです。
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