40代,50代からの女性の集いの「場」
今月の特集

更年期で学んだこと

みなさんこんにちは、私は、ikuka管理人「けいこさん」です。

年齢肌向け化粧品会社:株式会社Yu-kiの代表もしています。
現在56歳です。

更年期とは、女性ホルモンが急激に減少し始めて、ほぼ『ゼロ』になるまでの約10年間をいいます。
年齢でいうと、40代半ばから50代半ばあたりです。

私にも、40歳に入ったあたりから、身体にも精神面にもその症状は現れました。
ホットフラッシュ、発汗、浅い眠り、肌の激しい乾燥、気分の落ち込み、等など。

辛いなぁと思ったこともありましたが、でも、今日は、更年期を脱しつつある今だからこそ書ける、「更年期で学んだこと」を書かせて頂きます。

この時期、私は、その後の生き方を変える一大事を起こしました。
起業です。
51歳の時でした。

「これからの人生は、自分がやれることを精一杯やっていきたい!」
という強い思いが湧きあがってきて、
言葉にするのが難しいのですが・・・
目の前がパーンと開けたような、そんな気がしたことを覚えています。


後で勉強して知ったことですが、
更年期の女性の身体には大きな変化が生じています。
元々持っている男性ホルモンと女性ホルモン。

若い時は、圧倒的に女性ホルモンの方が多いのですが、それが、更年期を境に、女性ホルモンより男性ホルモンの方が多くなります。
そして、やがて女性ホルモンは、ほぼ『ゼロ』に。

男性ホルモンは、別名「社会性ホルモン」とも言われており、好奇心や闘争心、リーダーシップを発揮させる作用があるそうで、私の場合は、この変化に素直に従っていただけなのかもしれません(笑)
やりたいことがどんどん湧いてきたのもこの時期です。
あまり細かいことに拘らなくなって、視野の広がりを認識したのもこの時期です。
つまり、更年期からの私は、より活動的に考え動くようになりました。

では、周りを見渡すと、同年代で活動的な人がたくさんいるか、というと、
正直、わかりません。

若い時は出会う機会がたくさんありましたが、「なかなか出会う機会がなくなったなぁ、(同年代の)みんなはどこにいるのかなぁ」というのが本音です。


しかしながら、起業してから、出会った人の中には、
60代で長年勤めた仕事を辞めて、料理研究家として独立された方、
50代で趣味だった織物の工房を持ち、60代の今なお作品を作り続けている方、
私より1つ年上で、レンタルオフィス会社の代表をしている方、
40代後半で、WEB制作のお仕事をしながら趣味のテニスを楽しんでいる方、
みなさん、生き生きと人生を謳歌されています。

とても尊敬する方ばかりです。

勿論、何かを無理に変えようとする必要はなく、「今」に感謝して、今まで通り過ごす生き方も素晴らしいと思います。


更年期とは、
身体も心も生き方も、全てにおいての折り返し地点。

身体の変化を受け入れて労わりつつ、自分らしく生きるためにこれからどう過ごしていくか、一度自分を見つめなおす時期。
なのではないかな、と思っています。

管理人:けいこさんプロフィール

年齢:56歳
性格:まっすぐで正義感が強い
特技:木や動物たち、「もの」の声を聞ける
悩み:超が付く敏感肌

更年期に、元々の超敏感肌に激しい乾燥が加わり、一時期、肌が魚のうろこのようにボロボロになった辛い経験をしたことから、「私と同じような思いをしている人達の力になりたい」と、2016年12月、51歳の時、更年期からの女性の肌に注目した化粧品会社:株式会社Yu-kiを立ち上げる。
続けて2021年7月、40代、50代以上の女性が集う場を作りたいと、webサイト【ikuka】を始める。